富士通SSL、メール誤送信防止やRSS企業内活用などの月額サービス


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は10月29日、取扱商品の月額サービスを発表した。同日より「メール誤送信防止サービス」「RSS企業内活用サービス」「Postgres Plus Advanced Serverサポート月額サービス(以下、PPASサポート月額サービス)」の3点を提供する。

 ユーザーのIT投資を効率化することを目的としたサービス体系で、ソフトの使用・サポートを含め、月単位で拘束期間なく契約・解約できるのが特徴。

 メール誤送信防止サービスは、メールの誤送信を未然に防止する「SHieldMailChecker」を利用したもの。全社のセキュリティポリシーとユーザーごとの送信履歴に応じた個別ルールに基づき、送信メールをチェックしてあて先間違いやルール違反を警告してくれる。メールソフト・メールサーバーはユーザーの既存環境を利用。メールゲートウェイ単位で利用が可能で、ゲートウェイが統一されていれば、グループ企業全体でも利用できる。価格は、ユーザー数にかかわらず40万円/月。

 RSS企業内活用サービスは、Webサイトの最新情報を配信する「ShunreaderRSS Enterprise」を利用したもの。自動生成サービスに加え、同梱のRSSリーダーも利用が可能。ユーザー数に制限はなく、サーバー1台にソフトをインストールして利用する。価格はユーザー数にかかわらず4万円/月。

 PPASサポート月額サービスは、OSSベースのデータベース製品「Postgres Plus Advanced Server」を利用したもの。同製品について24時間365日の保守サポートのほか、オプションで既存の商用データベースからの移行サービスも提供する。価格は1CPUあたり8万円/月。




(川島 弘之)

2009/10/29 15:24