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「エンタープライズのチャネルを強化、本格的に市場を狙う」−米SonicWALL マデイロスCEO


 米SonicWALLは10月7日、社長兼CEOのマット・マデイロス氏来日に伴う記者説明会を開催。同社が再三狙ってきた日本のエンタープライズ市場について、さらに本格的に取り組む姿勢を整えたことを強調した。

社長兼CEOのマット・マデイロス氏
日本支社代表のマイク小池氏

 SonicWALLはもともと、中小規模向けのセキュリティ機器市場で強いベンダーとして知られている。これは国内でも同じで、従業員規模1000名以上の大企業での採用事例もあるものの、中小規模の企業に強いパートナーがそろっていたということもあり、中小企業向けのビジネスが多くの割合を占めているのが現状だ。

 しかし、2003年のマデイロスCEO就任以後は、エンタープライズ市場への取り組みをワールドワイドで本格的に開始。大規模環境での利用に耐えられる高性能のファイアウォール/UTMアプライアンスを提供するとともに、メールセキュリティ製品を提供するMailFrontier、SSL-VPN製品を手掛けるAventailといった企業を買収するなど、体勢を整えていた。この結果、米国ではエンタープライズからの売り上げが全体の4割を占めるまでに成長しているという。

 マデイロスCEOによれば、日本のUTM市場もその6割がエンタープライズ向けだとのことで、ビジネスのさらなる拡大のためには、その獲得が急務となっている。そこで、2007年の11月には、大規模環境向けの「SonicWALL E-Class」アプライアンスを国内でも発表。製品面でのカバー範囲を広げるとともに、販売体制の整備などを行うとしてきた。

 今回は、こうした製品面、販売面での取り組みを大きく前進させているという。SonicWALLでは、SonicWALL E-Classをはじめとしたアプライアンスで使用されているOS「SonicOS」の継続的な強化によって、製品発表時の最大2倍の性能となる、1.7GbpsのUTMスループット(最上位機「NSA E7500」の場合)を達成。さらに、エンタープライズ市場に強いマクニカネットワークスと、同市場向けのUTM製品についての販売代理店契約を締結した。

 この提携について、日本支社代表のマイク小池氏は「すでに、エンタープライズ向けにもっとも効果的な製品だということを確認してもらえた。これまで、当社のパートナーはSMBを中心としたチャネルだったが、マクニカネットワークスにはSIerや大企業への販売に注力してもらう」と説明。加えて、SonicWALL自身、日本での人員も2月以降に30%増強したという点に触れ、これによって、より高いレベルのサポートを、エンタープライズ市場へ提供できるとアピールした。

 なおSonicWALLでは、今後も国内のエンタープライズ市場に対して、要求される機能の開発などを含めて投資を継続するほか、「向こう3〜6カ月で集中してプロモーションを行う」(小池氏)考えを示している。




(石井 一志)

2009/10/7 14:22


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