MONETとアイベクスがログ製品連携、不正のリアルタイム検知を実現


 株式会社MONETとアイベクス株式会社は9月28日、両社ログ製品の連携を発表した。MONETの統合危機管理ソリューション「HUNTSMAN」と、アイベクスの操作ログ管理ソフト「IVEX Loggerシリーズ」を連携させ、不正のリアルタイム検知を実現する。

 HUNTSMANは、ネットワーク上のセキュリティリスクをリアルタイムに監視する製品。自動学習型行動検知技術を備え、ゼロデイ攻撃や内部不正による情報漏えいなどを即座に検知できるという。IVEX Loggerシリーズは、ログインユーザー単位の操作や、リモート接続時の操作を記録するログ管理ソフト。

 IVEX Loggerシリーズにより、リムーバブルメディアのようなメディア接続に関連する操作ログや、管理者特権の操作ログなど、Windows標準のイベントログでは取得できないログが取得可能。今回の連携でそれに加え、データベースやDHCPサーバーなどの重要監視ポイントから取得されるログ情報をHUNTSMANで一元管理する。

 これにより、予測できない情報の流出や内部不正による情報の盗難、漏えいに対して、リアルタイムでの検知を実現するとしている。




(川島 弘之)

2009/9/28 12:03