dit、暗号化通信の監査を行うアプライアンス「SSH Tectia Guardian」


 株式会社ディアイティは9月16日、暗号化通信を監視・監査するためのアプライアンス「SSH Tectia Guardian」を発表した。10月1日より販売を開始する。

 SSH Tectia Guardianは、権限のある管理ユーザーによって利用される暗号化されたチャネルをモニターし、監査・調査を行うためのアプライアンス。SSHやRDPの暗号通信時のコマンド実行や詳細なファイル操作を含めたログを取得できる。取得したログはインデックス化して保管するため、素早い検索が可能。ログデータの閲覧は、責任者2名が同時に許可した場合のみ可能な4eyesポリシーを採用。また、システム管理者とSSH Tectia Guardianのログ閲覧可能な責任者を完全に分離するなど、独立性も高められている。

 価格は、本体および25サーバー接続ライセンス込みで980万円(税別)。同社では初年度20台の販売を目標としている。



(福浦 一広)

2009/9/16 16:45