MONET、カラム単位のデータベース暗号化ソフト「Protegrity DPS」


 株式会社MONETは9月1日、カラム単位のデータベース暗号化ソフト「Protegrity DPS」を10月1日より出荷すると発表した。

 Protegrity DPSは、米Protegrityが開発したマルチデータベース対応の暗号化ソフト。カラム単位で暗号化できるのが特徴で、ユーザー・グループ単位でカラム(データ)の操作や閲覧権限を管理できる。統合管理機能により、ポリシーの一元管理とアクセス監査にも容易に対応する。

 暗号鍵の導入の際に、運用中のデータベースの設計変更や再インストールを必要としない手軽さも特徴。Oralce DB、SQL Server、DB2、Infomix、Sybase、Teradataなど複数のデータベースタイプに対応する。

 MONETでは、官公庁・流通・金融・製造といった分野での導入を目指す方針。出荷開始は10月1日より。当面は代理店経由での販売を予定する。


(川島 弘之)

2009/9/1 17:56