アジルネットワークス、SaaS型PBXサービス新版「アジルフォン3.0」


 アジルネットワークス株式会社は8月17日、SaaS型PBXサービスの新版「アジルフォン3.0」を発表した。9月1日より販売を開始する。

 アジルフォンは、インターネット上で利用できるバーチャルPBXサービス。内線・保留・転送・グループ着信など、企業で必要とする電話機能をSaaS形式で提供しているため、初期費用を抑え、必要なときに短期間で導入できるのが特長となっている。

 最新版では、従来、法人・個人など用途別に複数製品を用意していたものを一つに統合。さまざまな端末、電話ネットワークとの接続が可能となっている。携帯電話との連携機能では、通常の携帯電話をビジネスフォンの子機として使用できるため、オフィスと携帯電話間の定額通話、グループ着信、保留転送、固定電話番号の発信者番号表示などの諸機能が利用できるとしている。

 そのほか、ユーザー管理機能を強化。企業・契約ごとのCID(顧客ID)画面、端末ごとのUID(端末ユーザーID)画面を用意。企業内の管理者だけでなく、企業内のエンドユーザーも設定変更が可能になっている。

 月額利用料は、SIP端末(SIP電話器、SIPトランク、IAX対応)が1890円、携帯端末が1890円、アジルセンターが1890円、電話会議室が1890円、既設PBXが1890円、既設子機が1890円、設置GWが1890円、DID(電話番号代)が210円など。



(福浦 一広)

2009/8/17 16:00