ネットスイート、3万社の実績がある紹介パートナー制度を国内でスタート


 ネットスイート株式会社は7月22日、パートナープログラム「NetSuite紹介パートナープログラム」を、日本国内で本格的にスタートすると発表した。

 ネットスイートは、日本独特の会計基準などに対応し、“日本化”を進めたSaaS型ERPスイート「NetSuite-Release J」を2008年12月に発表。ローカライズされた製品の投入によって、日本でのビジネスを本格的に進める体制を整えている。

 今回のプログラムは、こうした活動をいっそう推進する目的で行われるもので、紹介した企業・団体がNetSuiteと契約し、売り上げが発生した場合に、パートナーに対して紹介料を支払う仕組み。ネットスイートでは、企業のビジネスをサポートする企業や、特定の業界に対して強い影響力を持つ企業をプログラムの対象として考えているとのことで、このプログラムを通じ、中小企業市場に対する拡販を強めていきたいという。また、紹介パートナーに対しては、営業ツールや、同社製品の理解に必要な支援トレーニングを提供するほか、共同マーケティングプランニングセッションも実施する。

 なお、海外では同様のプログラムで、すでに3万社の実績があるとのこと。国内でも、コンサルティングやシステム開発、マーケティングなどを手掛ける企業、また税理士、公認会計士、Webデザイナーなどと共同で拡販を進める意向で、1年間で300社の獲得を目標としている。




(石井 一志)

2009/7/22 18:07