リード獲得のための新機能など追加した「eセールスマネージャー」新版


 ソフトブレーン株式会社は7月15日、営業支援サービスパッケージの新版「eセールスマネージャーVer7.2 エンタープライズ」を発表した。同日より販売開始する。

 eセールスマネージャーは、営業支援に関するサービスをまとめたもの。ポータルやPDCA管理ツール、ナレッジ管理ツールといったソフトウェアのみならず、現状調査・コンサル・プロセス設計・ソフトウェア設定・教育・効果測定などを含むのが特徴。行動管理や結果管理ではなく、営業プロセスのマネジメントを通じて組織的営業効率を高めることができるという。

 新版では、「メール一斉配信機能」「メール取り込み機能」「個人リストに対する活動報告一括登録機能」を追加した。

 メール一斉配信機能では、同製品上に登録された顧客情報に対してメールを一斉配信するとともに、メールの内容をテンプレート化し再利用性を高めることが可能。メール取り込み機能では、同製品で設定したアドレスあてのメールを自動的に活動報告として登録し履歴を残す。そのメールへの返信も自動登録され、どのメールソフトからも利用が可能。これにより、担当営業は、活動履歴を見るだけで問い合わせ内容や対応者、解決方法などが即座に確認できるようになる。

 最後の一括登録機能では、多数のリストに対してメールマガジン配信など活動を登録することが可能。営業の活動報告とひも付けられるため、DMから商談化、受注へつながった活動の成約率やパイプライン分析のデータとして利用できるという。

 こうしたリード獲得のためのマーケティング活動支援機能や、サポート業務などのポストセールス活動支援機能の追加により、集客から案件化、サポートまでをより円滑に支援できるとしている。




(川島 弘之)

2009/7/15 16:33