「Cc」を「Bcc」に変換するメール誤送信防止製品「Active! gate」新版


 株式会社トランスウエアは7月9日、メール誤送信防止製品の新版「Active! gate 1.1」を発表した。同日より出荷開始する。

 Active! gateは、“うっかりミス”によるメール誤送信を防止する製品。ミスを防ぐため、1)送信メールの一時保留、2)添付ファイルの暗号化、3)メール本文と添付ファイルの分離、4)送信拒否機能、を備えるのが特徴。管理者ではなくユーザー自身によるポリシー設定に対応し、社内統一ポリシーを作成することもできる。

 新版では、5)Bcc強制変換機能を追加し、計5つのアプローチで“うっかりミス”を防げるようになった。同機能は、あて先に大量の外部アドレスを指定した際に強制的に「Bcc」に自動変換するもの。メール一斉配信などで、「To」や「Cc」に指定を間違えたことで発生する個人情報漏えいを防止できる。

 そのほか、一定サイズ以上の添付ファイルのみを自動的にZIP暗号化する機能、一定サイズ以上の添付ファイルのみを自動的にWebダウンロード変換する機能、ならびに社内外メールの「時間差配信機能」の設定・変更がユーザーごとにできる機能など、実運用に沿った新機能を追加している。

 50ユーザー時の価格は、企業向けの「スタンダードライセンス」が27万円(税別)から、文教向けの「アカデミックライセンス」が18万円(同)から。


(川島 弘之)

2009/7/9 17:25