KLab、各業界のキーワード辞書を搭載した個人情報検出ツール


 KLab株式会社は6月9日、個人情報検出ツール「P-Pointer」で業界特化型の新シリーズを発表した。同日から販売開始する。

 P-Pointerは、PCやサーバーのHDD内を検索して、個人情報や機密情報と疑わしきファイルを自動的にリストアップし、保存先フォルダや件数をレポートする製品。今回は従来の「人名」「地名」「メールアドレス」「電話番号」といった個人情報検出用の辞書に加え、機密情報として扱われるファイル内によく含まれているキーワードを業界ごとにまとめた辞書を搭載した。

 ラインアップは、「Medical(医療系向け)」「School(学校向け)」「Government(官庁/自治体向け)」「Police(警察向け)」「Credit Card(PCIDSS対応向け)」の5つ。

 Medicalには「病名(疾患名)」「検査結果」「症状」「診療」「処方せん」、Schoolには「成績表」「通知表」「生徒名簿」「児童名簿」「卒業生名簿」、Governmentには「職員名簿」「住民基本台帳」「納税(者)」「滞納(者)」「生活保護」、Policeには「被害者」「被疑者」「事件」「捜査」「犯罪歴」、Credit Cardには「クレジットカード番号のパターン」などの登録キーワードが含まれる。




(川島 弘之)

2009/6/9 11:55