日立ソフト、パンデミックに備えた「BCP遠隔業務ソリューション」


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は5月22日、「SecureOnline 在宅勤務サービス」や「遠隔会議ソリューション」といった既存ソリューションを整理・拡張し、「BCP遠隔業務ソリューション」として体系化したと発表した。

 BCP遠隔業務ソリューションは、パンデミックにより人の移動が制限された際、業務を継続するためのソリューションを提供するもの。まずは、「自宅-オフィス間の移動」「オフィス-オフィス間の移動」に対応するソリューションから提供を開始し、今後は「国内・海外出張」「遠隔拠点間での連携」に対応したソリューションを順次提供するとしている。

 このBCP遠隔業務ソリューションとして、「SecureOnline 在宅勤務サービス」にディスクレスPCを月額945円で提供するサービスを6月1日より提供することもあわせて発表。SecureOnline 在宅勤務サービスは、USBキーを用いて在宅勤務用シンクライアント環境を実現するもので、今回発表したディスクレスPCや自宅PCからインターネット回線を通じて社内の自席PCにアクセスできる。今回、ディスクレスPCをメニュー化したことで、すぐに在宅勤務の環境が構築できるようになったと同社では説明している。





(福浦 一広)

2009/5/22 15:30