マイクロソフト、Office 2007 SP2を4月29日より提供開始


 マイクロソフト株式会社は4月28日、2007 Microsoft Office system(以下、Office 2007)製品群向けの最新サービスパック「Service Pack 2(SP2)」の日本語版を、4月29日より開始すると発表した。クライアント向け、サーバー向けの両アプリケーション群が対象。アップデートプログラムは、Windows Update、Microsoft Update、同社ダウンロードセンターなどから無償で入手できる。

 Office 2007 SP2は、従来のサービスパック同様、これまでに提供されてきた修正プログラム(パッチ)を集積して提供するほか、ユーザーからのフィードバックを受けて修正されたアップデートも含まれており、安定性、パフォーマンス、相互運用性を強化しているという。

 具体例としては、IME 2007の最新修正モジュールによって、単語を使用、もしくは登録した直後でもすぐに学習効果が現れ、かつ長時間使用した場合でも最適に利用可能になるとのこと。また、Open XML、Open Document Format、PDF、XPSなどのファイル形式に標準対応したことで、相互運用性が向上した。

 なお今回のサービスパックはアップデートプログラムのみが提供され、パッケージ製品の変更は行わないとしている。


(石井 一志)

2009/4/28 11:48