NRI、商用製品からオープンソースへのデータベース移行を支援するサービス


 株式会社野村総合研究所(以下、NRI)は4月22日、商用データベースからオープンソースデータベースへの移行を支援する「OpenStandia/DB移行サービス」を発表した。MySQLやPostgreSQLなどへの移行により、ソフトウェアコストを約1/3に削減できるという。提供は同日より開始される。

 OpenStandia/DB移行サービスは、商用データベースからオープンソースデータベースへの移行を支援するサービス。信頼性を考慮したオープンソースデータベースサーバーの構築に加え、移行ツールである「MySQL Migration Toolkit」や、Oracle互換のデータベース「Postgres Plus Advanced Server」などを利用し、アプリケーションやデータの移行もサポートする。サービスはフェーズごとに提供され、現状整理/要件定義、データベースサーバー構築、データベース移行、テスト/リリース、保守サポートといったすべての過程において、NRIの専門家がそれぞれ支援を行う。

 価格は、データベースサーバー構築が50万円から、データベース移行が100万円から、保守サポートサービスが26万1000円から、などとなっている。NRIでは、今後3年間で100社への導入を見込んでいる。


(石井 一志)

2009/4/22 17:30