日本オラクル、中堅向け業務ソフトの短期導入ソリューションを拡充


 日本オラクル株式会社は4月21日、中堅企業向け業務アプリケーションの短期導入ソリューション9種類を、同社のパートナーが提供すると発表した。これらのソリューションは、中堅企業向けパートナー支援プログラム「Oracle Accelerate」を利用して開発されたもの。すでに提供されているソリューションとあわせて、15業界34種類が提供可能になったという。

 Oracle Accelerateは、日本オラクルのパートナーが、同社の業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」の短期導入ソリューションを開発し、市場投入することを支援するプログラム。これを利用して開発されたソリューションは「Oracle Accelerate」ソリューションとして認定され、市場投入が可能になる。

 今回新ソリューションを開発したのは、アクセンチュア、ジェクシードコンサルティング、ソピア、トッパン・マルチソフト、中本・アンド・アソシエイツ、べリングポイントの6社。日本で初めて、化学業界、石油・ガス・資源産業向けのJD Edwards EnterpriseOneの短期導入ソリューションが利用可能になったほか、経営管理アプリケーション製品群「Oracle Enterprise Performance Management(EPM) System」における、予実管理、財務管理などのアプリケーションについてもソリューションが用意された。なお、Oracle EPM Systemに関するOracle Accelerateの提供は、グローバルでも初めてとのこと。




(石井 一志)

2009/4/21 13:15