米Cloudmarkの日本事務所は4月17日、同社の「Cloudmark Authority」が、米Microsoftの「Microsoft Forefront Security for Exchange Server(以下、Forefront for Exchange)」の次期製品に、アンチスパムエンジンとして採用されたと発表した。
Forefront for Exchangeは、次世代セキュリティスイート「Stirling(開発コード名)」の一部で、複数搭載された各社のセキュリティエンジンにより、Exchange Serverのメッセージング環境を保護するもの。そのアンチスパムエンジンとして、Cloudmark Authorityが選定された。
Cloudmark Authorityは、メッセージングの不正行為を迅速に検出するため、独自のフィンガープリント技術「Advanced Message Fingerprinting」や、ユーザーからのフィードバックを活用する「Global Threat Network」を活用した製品。ISPなどで広く採用されており、98%以上の検知率と誤検知がほぼゼロという精度を実現しているという。
今回の協業により、Forefront for Exchangeを利用するユーザーは、標準でCloudmark Authorityの技術を享受することが可能となる。なおForefront for Exchangeでは、すでに複数のサードパーティ製アンチウイルスエンジンが選定されているが、アンチスパムエンジンとしては、初めて選定されたサードパーティ製品とのこと。
■ URL
Cloudmark(日本語)
http://www.cloudmark.jp/
Microsoft Forefront Security for Exchange Server
http://www.microsoft.com/japan/forefront/serversecurity/exchange/default.mspx
( 川島 弘之 )
2009/04/17 13:06
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