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CTCと日本オラクル、DWHアプライアンスの活用で協業強化


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)と日本オラクル株式会社は2月18日、日本オラクルの高速ストレージ製品群「Oracle Exadata」を活用したデータウェアハウス(DWH)分野で協業を強化すると発表した。

 Oracle Exadataは、DWHアプライアンス「HP Oracle Database Machine」と、その構成要素となる高速ストレージ「HP Oracle Exadata Storage Server」で構成される製品ファミリ。データベースソフトとサーバー、ストレージが統合されており、ユーザーはこれを用いて、DWH処理を非常に高速に行うことができる。

 CTCはこの協業にあたって、東京都千代田区に「DWH Competency Center」を開設。同センターに設置されるOracle Exadataの実機を利用して、顧客企業の環境により近い状態での評価、検証を実施し、導入後の投資効果を顧客企業が事前に把握できるようにする。またCTCでは、DWH Competency Centerの運営およびプリセールスのためのチームを組織し、検証サービスの提供などを行っていく計画。

 一方日本オラクルでは、DWH Competency Centerの運営を含む技術支援を提供するほか、販促・共同プロモーションの展開に必要な体制を強化するとしている。



URL
  伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
  http://www.ctc-g.co.jp/
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.ctc-g.co.jp/corporate/press/2009/0218a.html

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( 石井 一志 )
2009/02/18 14:08

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