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マイクロソフト、IT経営キャラバン隊にバスを贈呈


贈呈式でバルマーCEOから鍵を受け取る関会長

贈呈式の様子
 マイクロソフト株式会社はIT経営キャラバン隊に対し、特別キャラバンバスの「チャレンジ号」を贈呈。その贈呈式が、11月6日、ホテルニューオータニで行われた。

 IT経営キャラバン隊は、全国各地におけるITの活用、情報教育および人材育成を支援することを目的に、マイクロソフトのほか、ITコーディネータ協会、日本商工会議所など12の企業、団体が発起人となり立ち上げた任意団体。

 チャレンジ号は、全国をまわり、セミナーやイベントを開催。ITを活用した経営の実践モデルの紹介や、中小企業の経営者を対象にしたIT実践セミナーを開催するほか、ITを活用した人材育成や女性や高齢者のスキルアップの支援も行う。年間4万人を対象に教育を行う予定。

 IT経営キャラバン隊会長の関隆明氏は、「IT経営キャラバン隊は、公的機関との連携によって、デジタルデバイドを解消するための啓蒙活動を行っていく。その手段として、バスは有効に使っていきたい。こうした啓蒙活動は、国民運動のレベルにまで高めていきたい」とした。

 一方、マイクロソフト自身も、マイクロソフト号として、キャラバンバスを用意。第1回目として、12月15日に茨城県つくば市を訪問する予定で、2007年12月末までの間に、1年間で47都道府県、200か所を訪問する予定。

 贈呈式には、米Microsoftのスティーブ・バルマーCEO、マイクロソフト日本法人のダレン・ヒューストン社長、同社執行役専務ゼネラルビジネス担当の眞柄泰利氏のほか、IT経営キャラバン隊会長の関隆明氏(ITコーディネータ協会会長)をはじめとするIT経営キャラバン隊関係者が出席。バルマーCEOは、「マイクロソフトにとって、重要なテーマは、社会のため、中小企業、大手企業、教育、医療、社会福祉、個人にテクノロジーを通じて貢献していくこと。今回のIT経営キャラバン隊は、コンピュータ化のメリットを中小企業に提供できるものになる。マイクロソフトでも、3万人を対象に、47都道府県で活動する。公的機関やIT経営キャラバンとの連携によって、成果を大いに期待したい」とした。


チャレンジ号 IT経営キャラバン隊のイメージ写真


URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/


( 大河原 克行 )
2006/11/06 11:34

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