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「オンデマンドの世界のマイクロソフトになる」米salesforce.com社長が宣言
米salesforce.comプレジデントのジム・スティール氏
株式会社セールスフォース・ドットコムは10月3日、プレス向け説明会を開催。米salesforce.comプレジデントのジム・スティール氏より同社の現状と、10月8日よりサンフランシスコで行われる同社のプライベートイベント「Dreamforce '06」において発表される新製品に関する説明が行われた。
スティール氏は、同社製品の導入実績にふれ、「2006年第2四半期には、全世界で2万4800社、50万を超えるユーザーにご利用いただいている。日本でも同様に幅広く採用していただいている」と、順調に利用者が増加していると紹介。この要因について、「パッケージ型のソフトウェアは20世紀のテクノロジー。GoogleやYahoo!、iTunesなどコンシューマでは使い勝手のよいサービスが提供されており、ビジネスソフトとのギャップが広がっていた。コンシューマの使い勝手のよいサービスをビジネスの世界に反映したのがSalesforceの特徴」と、利用者にとって使いやすいモデルとなっているのが強みであると説明する。
具体的な例として、マイクロソフトのDynamics CRMと比較し、「Dynamics CRMを利用するには、IISやSQL Server、Active Directoryなどが必要であり、そのインストール作業は非常に困難。これに対し、Salesforceはインストールすることなくすぐに利用できる。どちらが利用者にとってメリットがあるかは明らか」と、SaaS(Software as a Service)の優位性を強調する。
このSalesforceの最新版が、2006年第4四半期に投入される「Salesforce Winter '07」。正式発表はDreamforce '06において行われるが、スティール氏は「最新版では、まったく新しいユーザーインターフェイスを採用。また、CTI連携機能をCiscoと発表する予定」と紹介。そのほか、フィードバック機能をまとめた「idea Exchange」や、さまざまな分析ソリューションを組み合わせることで、あらゆる情報ソースをまとめられる「Mashboards」などが発表される予定であるとした。
他社ベンダーがSaaSへの取り組みを発表していることに関しては、「ソフトウェアベンダーの場合、選択肢のひとつとしてオンデマンドもあると提案しているにすぎない。あくまでもパッケージソフトを売ることに重点が置かれている。また、マイクロソフトの場合、Live版のDynamics CRMを2007年に提供するとしているが、1年も先の話をしている時点でオンデマンドを理解していない。オンデマンドでサービスを提供する場合、今日が勝負なわけで、今存在することが重要」と、他社の戦略は不十分なものと指摘。「こうした他社の動きをみることで、ソフトの未来はオンデマンドにあると確証できた」とした。
また、オンデマンドプラットフォーム「AppExchange」に関しては、「日本向けのアプリケーションで48、全世界で315の対応アプリケーションが公開されている」と順調に成長していると紹介。「開発者にとっては、salesforce.comが提供するインフラをそのまま利用でき、完成するとすぐに販売可能なディレクトリが用意されているのが大きなメリット。なおかつ、対象となるユーザー企業は全世界で2万4800社もある」と、開発者にとってもAppExchangeが有望なプラットフォームであるとした。
スティール氏は、このAppExchangeにより「独占的なプラットフォームベンダーとなり、オンデマンドの世界のマイクロソフトになるのが目標」と、オンデマンドプラットフォームの分野で確固たる地位を確立するとした。
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URL
株式会社セールスフォース・ドットコム
http://www.salesforce.com/jp/
Dreamforce '06
http://www.salesforce.com/jp/conference
( 福浦 一広 )
2006/10/03 16:09
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