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日本SGI、キヤノン販売・ニイウス・SBMMの3社と資本提携


 日本SGI株式会社は4月1日、キヤノン販売株式会社、ニイウス株式会社、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社(以下、SBMM)の3社と、資本参加を含む戦略的提携に合意したと発表した。発表に先立つ3月31日には、同日付で米Silicon Graphics,Inc.(以下、SGI)が保有する日本SGI株が、3社に譲渡されている。

 今回譲渡されたのは発行済み株式の16%で、内訳は、キヤノン販売が10%、ニイウスが5%、SBMMが1%。これまで40%の日本SGI株を保有し、NECと並んで筆頭株主だったSGIの持ち分は24%に後退しているが、日本SGIは、SGIとの2010年までの国内市場における独占販売権契約(その後は自動延長)を再締結したことも併せて発表し、両社の関係を「より強化していく」点を強調している。

 なお今回の提携によって日本SGIは、キヤノン販売とは映像技術分野で、ニイウスとは金融分野・医療分野でシナジー効果を発揮できるとしたほか、SBMMとの提携で、「ブロードバンドインターネットを基盤とした新たなソリューション展開が可能になる」と期待している。



URL
  日本SGI株式会社
  http://www.sgi.co.jp/
  キヤノン販売株式会社
  http://canon.jp/
  ニイウス株式会社
  http://www.niws.co.jp/
  ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社
  http://www.softbankmm.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2005/apr/cooperation.html


( 石井 一志 )
2005/04/01 14:18

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