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矢野経済研究所、「急速に厚みを増すバイオメトリクス市場」
〜バイオメトリクスハードウェア市場の調査結果を発表
株式会社矢野経済研究所は、2002年10月から2003年8月にかけてバイオメトリクスベンダーとSIを対象に、バイオメトリクス分野におけるハードウェア市場の調査を行った。調査は指紋認証や虹彩認証など、10タイプの識別方式に分類して行われ、調査方法は、すべて直接面接による直接取材の方式をとった。
この調査結果によれば、バイオメトリクス市場(ハードのみ)のマーケットサイズは、金額ベースで2001年度54.2億円、2002年度63.1億円(前年比116.5%)の規模という。また、2003年度の規模は76.9億円(前年比121.8%)と予測するほか、2010年度の需要予測は406.6億円と見積もっている。
2003年度予測の需要分野を用途別にみると、出入管理用途が35.5億円(金額ベースの構成比46.1%)、PCなどへのアクセス用途が31.5億円(同40.9%)とこの2つが大半を占め、3.5億円の機器組み込み用途(同4.6%)、6.5億円のその他(同8.4%)となる。台数ベースでは、出入力管理が構成比13.9%と減少するのに対し、PCアクセス用途が45.3%、機器組み込み用途が19.3%、その他が21.5%の構成比となっている。
2003年度予測を識別方式別に分類すると、指紋認証が63.7億円(金額ベースの構成比82.9%)で、以下、顔貌認証が4.4億円(同5.7%)、虹彩認証が2.3億円(同2.9%)、声紋認証が1.0億円(同1.3%)、掌形認証が0.5億円(同0.6%)と続く。
なお、この分野にはハードウェア市場以外にも、システムの設計・開発や構築の市場、ドライバーや認証アルゴリズムなどのソフトウェアの市場がある。また最近では他社に技術を提供するライセンスフィー市場も存在しており、急速に市場としての厚みを増しているという。同レポートでは、これらの市場も合わせたバイオメトリクス市場全体では、ハードのみの市場の2倍から3倍の規模を持っているのではないかと推測している。
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URL
株式会社矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/
プレスリリース
http://www.yano.co.jp/press/2003/031111.html
( 石井 一志 )
2003/11/13 12:07
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