Sun Rayが導入された事務系システムは、メールやスケジュール管理機能を利用できるグループウェアとして、NECの「StarOffice 21」と、ジャパンシステムが構築した財務会計システムが稼動している。この事務系システムは、区役所内だけでなく、出張所、学校、図書館といった約200の出先機関でも利用されている。出先機関との接続インフラには、東京ベイネットワークのCATV網を利用し、VPNで接続されている。
Sun RayはICカードによってユーザーを識別する。江東区のSun Rayは電源投入後カードを挿入すると数秒でWindowsが起動し、カードを抜けば瞬時にログイン前の画面に戻る。作業中にICカードを抜くと、作業状態がサーバーに記憶され、別のSun Rayに挿入するとカードを抜いたときと同じ状態の画面が表示される。区役所外の施設にSun Rayを導入すれば、モバイルPCを持ち歩かなくても出先で作業の続きをすることが可能となる。