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日本HP、仮想環境への対応を強化したバックアップソフト新版 |
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日本ヒューレット・パッカード株式会社（日本HP）は3月19日、バックアップソフトウェアの新版「HP Data Protector software 6.1」を発表した。価格は16万8000円から。 HP Data Protector softwareは企業向けのバックアップソフトウェア。今回の新版では、「VMware統合エージェント」フレームワークとの連携に対応し、仮想マシン、アプリケーションの整合性のとれたバックアップを取得できる。またマイクロソフトのHyper-Vを含むほかの仮想環境のバックアップについても、単一プラットフォームから一元管理できるという。 さらに自社ストレージ「HP StorageWorks EVA/XP」が持つディスクアレイベースのローカル複製機能「Business Copy」との連携にも対応した。Business Copyと、HP Data Protector softwareのオプション機能である「ゼロ・ダウンタイム・バックアップ/インスタント・リカバリ」との連携により、アプリケーションを停止させず、データの整合性を維持しつつも、稼働システムに負荷をかけないバックアップが可能になる。加えて、TBクラスのデータも数分でリカバリできる高速性を備えているため、高い事業継続性を実現できるとのこと。 また、フルバックアップとその差分バックアップから仮想的に1つのフルバックアップイメージを作り出す「合成フルバックアップ」機能にも対応している。 価格は、基本となる「HP Data Protectorセルマネージャ （スターターパック）for Windows」が16万8000円から。ライセンス形態は、バックアップ対象となる物理サーバーの台数やCPUコアの数に影響を受けない独自体系を採用しており、無制限のクライアントライセンスが無料で付属する。オプションの価格は、オンラインバックアップ利用権が17万5350円から、ゼロ・ダウンタイム・バックアップが53万7600円から、インスタント・リカバリが23万5200円から、アドバンスド・バックアップ使用権が17万5350円から。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2009/fy09-076.html
（ 石井 一志 ）
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