株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)とマイクロソフト株式会社は2月16日、マイクロソフトのCRMアプリケーション「Microsoft Dynamics CRM 4.0」をベースとしたCRMソリューション分野で協業すると発表した。今回の協業により、日立情報は「Dynamics CRM導入支援サービス」の提供を開始する。
Dynamics CRMは、マイクロソフトの「ソフトウェア+サービス」戦略をベースに開発されたCRMアプリケーション。利用者の情報にあわせて、Dynamics CRMを社内に設置する「自社設置(オンプレミス)型」、オンデマンドで利用する月額単位契約での「サービス(SaaS)型」、「ハウジング(運用委託)型」から利用形態の選択が可能なのが特長。
今回発表されたDynamics CRM導入支援サービスは、この3形態に対応した導入支援を行うもの。Dynamics CRMを利用することで最適な利用形態を選択できるほか、サービス型で開発した機能や蓄積したデータを、手を加えることなく自社設置型へ移行するといった運用にも対応している。導入にあたっては、現行業務の分析、潜在要件の定義・設計、構築、運用、問い合わせ対応までをトータルサービスとして提供される。
なお日立情報では、今回の協業にあたり社内に30名の専任部隊を設置するほか、Dynamics CRMの認定資格「Microsoft Business Management Solutions(MBMS)」を、3月までに30資格取得するなど、Dynamics CRMへの対応を強化するとしている。
■ URL
株式会社日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
ニュースリリース
http://www.hitachijoho.com/news/2009/090216.html
( 福浦 一広 )
2009/02/16 11:45
|