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スカイフィッシュ、Open XMLの汎用性を生かした文書読み上げソフト「JukeDoX」
文章を“聴く”ことで広がる可能性
代表取締役の大塚雅永氏
基本機能
株式会社スカイフィッシュは11月30日、Windows Vista/XP向けの文書ファイル読み上げ・録音ソフト「JukeDoX」を発表した。同日から一般ユーザー向けのパッケージ版を、2008年春から法人向けボリュームライセンス版を販売開始する。パッケージ価格は1万8900円。
スカイフィッシュは2005年に設立され、主にアクセシビリティ(高齢者や障害者などハンディがある人にとって、どの程度利用しやすいかの意味)事業や、マイクロソフトのOffice 2007で採用されたファイル形式「Open XML」関連ソリューションなどを主軸に展開している会社。
マイクロソフトとは以前より協業関係にあり、マイクロソフトが推進するアクセシビリティのための技術支援ベンダプログラム「MATvp」に創業当初から参加。Windows Vistaが発表された際には、同OSにいち早く対応した画面読み上げソフト「Focus Talk」を同日発売するなどの実績がある。
こうした流れで今回発表されたJukeDoXは、オープンで汎用性のあるOpen XMLに対応させた文書ファイル読み上げソフト。Word 97から2003、一太郎、PDF、HTMLといったファイルにも対応し、オーディオプレーヤーをイメージしたというGUIから、複数のファイルを声質や速度を変えながら読み上げることができる。
操作ボタン、プレイリスト、チャプタなど、オーディオプレーヤーのような画面構成
文書をテキストとして表示可能。黄色く強調されているのは、読み上げ中の個所
設定画面。読み上げ速度、声質、高さ、英語などの設定が行える
「音声読み上げというと、障害者に向けたアクセシビリティ用途が一般的だが、Open XMLの汎用性・可能性を利用して、JukeDoXでは、一般消費者・ビジネスさまざまな用途を想定して設計されている」(代表取締役の大塚雅永氏)。
ファイル中の文章を丸々読み上げるほか、例えばWord 2007で作成したファイルであれば「見出し」単位で、Excel 2007であれば「シート」単位で、PowerPoint 2007であれば「スライド」単位で読み上げることが可能。英語での読み上げにも対応している。
また、文書ファイルに対応する各種アプリケーションが導入されている必要もなく、例えば、Office製品が一切インストールされていないPCでも、JukeDox上でWord/Excel/PowerPointファイルを、テキストデータとして展開し操作することができる。
読み上げたファイルは、JukeDoX上で見出し設定やプロパティ編集などを行い、Word 2007の「.docx」形式で保存が可能。WAV/WMA形式のオーディオファイルとしても書き出せるので、携帯オーディオプレーヤーで持ち歩くこともできる。
さまざまなファイルをdocx形式で保存可能。見出しやプロパティを編集することもできる。Open XMLの汎用性を活かした機能である
特殊な単語を登録しておく辞書。読み上げたときのイントネーションの違和感などが解消される
折りたためばオーディオプレーヤーとさらにそっくり
用途としては、やはりアクセシビリティが基本だろうが、それ以外にもアイデア次第でいくらでも可能性は広がる。「例えば、忙しい朝に身支度をしながらラジオ感覚で会議資料を聞くことも、Web書籍を読み上げて、PCを電子ブックや音声図書に早変わりさせることも可能。オーディオファイルとして持ち歩けば、日々のニュースや長文のドキュメントを読む必要もなく、業務の効率化にもつながる」(大塚氏)。
Excelはセル単位で録音することもできるので、「Excelにまとめられた製品仕様を読み上げて、Webサイトの製品情報ページの充実を図ることも可能だ。家庭では、英単語や歴史年表の勉強に役立つし、株価を読み上げるような使い方も考えられる」(同氏)。
今後は、同製品を業種向けにカスタマイズした個別ソリューションも展開していく方針とのこと。なお、近日中にJukeDoXの評価版も無償で提供する予定とのこと。
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URL
株式会社スカイフィッシュ
http://www.skyfish.co.jp/
プレスリリース
http://www.skyfish.co.jp/news_release/jukedox/index.html
MATvp紹介ページ
http://www.microsoft.com/japan/enable/at/matvplist.mspx
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