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シマンテック、重複データを排除してバックアップを行う「Veritas NetBackup PureDisk」
マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 リージョナルプロダクトマーケティングマネージャーの浅野百絵果氏
シマンテック株式会社は6月25日、データバックアップおよびリカバリの効率を高める製品「Veritas NetBackup PureDisk(以下、PureDisk)」を発表した。8月上旬から提供を開始する。
PureDiskは、総合的なバックアップソリューション「NetBackupシリーズ」の新製品に位置づけられるソフトで、バックアップの際の重複データの排除を行うための製品だ。特徴は、複数の拠点からデータをバックアップする際にも、重複したデータを排除できること。
システム構成例としては、核となるデータセンターにバックアップデータを格納する「PureDiskストレージプール」を構築。バックアップ対象となる遠隔地のPCには、「PureDiskクライアント」を導入する。これにより、インターネットを経由し、重複を排除した形で、バックアップデータを同ストレージプールに転送することが可能になる。
マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 リージョナルプロダクトマーケティングマネージャーの浅野百絵果氏は、「余分なバックアップデータを削減することで、ネットワーク通信量を50分の1から500分の1に、ストレージ容量を10分の1から50分の1まで節約することが可能」と説明。さらに「リモートサイトにテープが不要、管理者を置く必要もなくなるので、管理コストも大きく削減できる」とコスト面でのメリットを語った。
PureDiskの構成例。ストレージプールを中央に構築し、バックアップ対象の各PCにはクライアントを導入。こうすることで、遠隔地および仮想環境のPCからも効率的なバックアップが行える
PureDiskソリューションの概要
技術本部 プロダクトSE部 シニアプリンシパルシステムエンジニアの中島孝一氏
重複排除の詳細。メタデータをメタベースサーバーに、セグメント化したマップ情報をコンテンツルータに格納。これらが一致するデータに関しては、バックアップを取得しない。図では、真ん中のPCのデータを更新。一部のセグメント変更箇所のみを再度保存している
では具体的に、重複の排除をどのように実現するのか。この点については、技術本部 プロダクトSE部 シニアプリンシパルシステムエンジニアの中島孝一氏が、同一データを保存した3台のPCからバックアップを取る場合を例にとって説明した。バックアップを行うに当たっては、まず3台のPCに保存されたデータをスキャンしてメタデータを作成する。さらにデータを128KB単位のセグメントに分けて、この情報をマップ情報として記録する。このとき3台のPCに保存されたデータは同一なので、セグメント化されたマップ情報はすべて一致することになる。このことからPureDiskはこれらのデータが重複していると判断し、3台のPCすべてからではなく、1回だけバックアップを実行するという。では、1台のPCだけデータが更新された場合はどうなるのか。中島氏によれば、「セグメント化されたマップ情報に変更が生じることになる。この差分だけを判断してバックアップする形になるので、やはり重複部は排除される」とのことだ。
なお、バックアップデータが転送される際にはSSL暗号化が行われ、HTTPSとしてWebベースのGUI上から操作することが可能だ。暗号鍵は、NetBackupシリーズとの一元管理できるなど、セキュリティにも十分な配慮がなされている。バックアップ自体は、このGUI上でスケジュール設定することができる。
またNetBackupと連携することで、PureDiskストレージプールに集約されたバックアップデータをテープ媒体にエクスポートすることも可能という。災害対策などを考慮に入れるならば、当然、HDDによるバックアップをテープに保存して、別拠点へ輸送するなどのソリューションが必要だ。その際に有効なソリューションになるとのこと。
参考価格例は、135万円から。シマンテックでは、8月上旬から国内のパートナー企業を通じて提供を開始する。
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URL
シマンテック株式会社
http://www.symantec.com/jp/
ニュースリリース
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20070625_01
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