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日本オラクル、検索エンジンの新版−他社製品を検索可能にするコネクタも提供
マイクロソフト製品やNotes/Domino、desknet’sなどに対応
システム製品統括本部 営業推進部の三原茂氏
日本オラクル株式会社は4月2日、企業内向け検索エンジンの新版「Oracle Secure Enterprise Search 10g Release 1(以下、SES Release 1)」と、同製品で利用できるコネクタおよびセキュアプラグインを発表した。これらにより、オラクル製品以外のグループウェアやECM製品、業務アプリケーションといった情報ソースの検索ができるようになるほか、「Oracle Internet Directory」以外のID管理製品との連携が可能になる。同日よりコネクタを出荷開始、SES Release 1は2月より販売開始している。
システム製品統括本部 営業推進部の三原茂氏は同製品を「企業の情報統合と、それをベースとして企業力向上を実現するためのもの」と説明。「企業内のOfficeアプリケーションや業務アプリケーションがそれぞれ個別に有する検索機能を統合する」ことが狙いだと語った。
今回の新版では、13種以上の検索コネクタを追加。従来から対応していた「Oracle Database」「同 Portal」などに加え、「同 E-Business Suite 11i(EBS)」「同 Siebel」などのアプリケーション製品、「Microsoft Exchange」や「Microsoft SharePoint Portal Server」「IBM Lotus Notes/Domino」「IBM FileNet Content Manager」「EMC Documentum Content Server」などのサードパーティ製品に蓄積された情報も検索することが可能となる。
マイクロソフト製品などのコネクタを追加
Notes/DominoやOracle Siebelなどのコネクタも追加された
独自にコネクタを開発することも可能。今回はdesknet'sのコネクタが用意された
こうしたコネクタによるデータアクセス機能の強化により、「情報を統合し、さらにそれを上手に活用することで、検索という行為を“ナビゲーション”として業務を遂行していくことが可能になる」と三原氏は語る。
その言葉を裏付けるように、発表会では、情報統合で業務を効率化する使用例がデモによって紹介された。ここではノートPCを出荷する場合を想定して、まず“顧客名”をキーワードにSiebelから顧客担当者名を抽出。次に“laptop”をキーワードにEBSの購買システムから関連する情報を検出して、そのまま購入手続きを実行。最後に出荷先の“San Francisco”をキーワードに製品受け取りの担当者のメールアドレスを調べ上げるというシナリオが実演された。
業務アプリケーションのコネクタを適用した際の検索画面
Siebelから顧客担当者を検出
EBSの購買システムからlaptop関連情報を検索し、そのまま購入手続き
EBSから製品受け取りの担当者のメールアドレスを調べる
IDプラグインが対応している製品パージョン
なおSES Release 1にはコネクタのAPIが用意されており、これを使用してカスタムコネクタを開発することができる。今回その一例として、「desknet's Enterprise Edition」とSES Release 1の連携が紹介された。同コネクタは日本オラクルとネオジャパンが共同で開発したものであり、SES Release 1に標準で付属される。検索対象としては、desknet'sデータベース内に格納されている「インフォメーション(添付ファイル含む)」「文書管理」「キャビネット」上のファイルが該当する。
一方セキュアプラグインとしては、Oracle Internet Directory以外のID管理製品に対応したIDプラグインを追加。「Microsoft Active Directory」「Sun Java System Directory Server」「OpenLDAP」に対応した。またコネクタ同様、ユーザー独自開発用のセキュリティAPIも併せて提供される。
価格は、SES Release 1が393万7500円/プロセッサ、もしくは7875円/ユーザー。SES Connectorが393万7500円/コネクタ。ただしコネクタに関しては、マイクロソフト製品以外のサードパーティとアプリケーション製品用のみ有償とのこと。
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URL
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
ニュースリリース
http://www.oracle.co.jp/news/
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( 川島 弘之 )
2007/04/02 18:57
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