みずほ情報総研株式会社は5月22日、インターネットや企業内の各種情報システムを横断的に検索できる「ESP(Enterprise Search Platform、企業内情報検索基盤)構築サービス」の提供を開始すると発表した。検索エンジン専業ベンダーであるアクセラテクノロジー株式会社と連携して提供する。
ESPは、インターネットや企業内の各種情報システムに保存された情報を横断的に検索するプラットフォーム。今回発表されたESP構築サービスでは、コンサルティングから実装フェーズまで約3カ月で構築を行う。ESPの機能により、情報システムごとに設定されているアクセス権限を反映させることもでき、情報セキュリティを確保したまま情報検索の効率化が行えるとしている。
検索対象の文書ストレージは、インターネット、イントラネット、ファイルサーバー上のドキュメント、Notes/Domino上のドキュメント、Jasmine、TeamWARE Office、サイボウズガルーン、Oracle・SQL Server・DB2などRDBMSに格納されたデータ。検索対象の文書フォーマットは、Word・Excel・PowerPoint・VisioなどのMicrosoft Office、一太郎、OASYS for Windows、PDF、HTML、XML、テキストファイル、DocuWorks。
同社では、ESP機能を含めた企業情報ポータルシステムの構築サービスの提供も予定しており、今後3年間で20社程度へのサービス提供を目指すとしている。
■ URL
みずほ情報総研株式会社
http://www.mizuho-ir.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mizuho-ir.co.jp/newsrelease/esp060522.html
( 福浦 一広 )
2006/05/22 18:04
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