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仮想・物理サーバーへの環境集約を支援するシステム移行ソフト


 株式会社ネットワールドは7月27日、システムの効率的なサーバー集約を実現するためのソフト「PowerConvert」の販売を開始したと発表した。

 PowerConvertは、OS、アプリケーション、設定、データなどのシステムをサーバー間で自動的に移動し、リソースの最適化を図るソフト。同製品はもともと加PlateSpinが開発したもので、100~200台規模のサーバー集約プロジェクトで実績がある従来製品、「PowerP2V」の後継という位置付けになる。

 今回リリースされたPowerConvertでは、以前より可能だった物理サーバーから仮想サーバーへの移動に加えて、新たに物理サーバーから物理サーバーへの移行機能をサポート。また移行のための特別なストレージを必要としないほか、同時に複数台のサーバー移行を行うこともできる。加えて、シマンテックやAcronisの製品で作成したバックアップイメージを、取得元と異なるサーバーに戻す機能も備えている。

 ラインアップには、仮想マシン対応版、物理マシン対応版、フル機能版の3製品が用意されており、価格は45万円(税別、移動回数25回まで)から。



URL
  株式会社ネットワールド
  http://www.networld.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.networld.co.jp/news/press2005/0727.htm

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  ・ VMWareとVirtual Serverをサポートする物理サーバーからの環境移行ソフト(2004/12/02)


( 石井 一志 )
2005/07/27 12:36

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