マイクロソフト株式会社は、Windows XP ProfessionalやWindows 2000上でWindows 98など異なる複数のOSを仮想的に動作させることができるソフトウェアの最新版「Microsoft Virtual PC 2004」を、5月14日(ボリュームライセンス版は5月6日)より発売する。
Virtual PC 2004は、1台のPC上で動作するOS(ホストOS)上に複数の仮想的なPC(バーチャルハードウェア)環境を構築し、その上で同一または異なるOS(ゲストOS)をインストール・動作させることができるソフトウェア。現行バージョンのOSのほか、Windows 98やNT 4.0など旧バージョンのOSにも対応するため、それらでしか動作しないアプリケーションを現行バージョンのOS上で利用することができる。
同社では「約60%の企業が自社開発アプリケーションなどの互換性の問題から旧OSを利用し続けている」(中井氏)というユーザーに対して、Virtual PC 2004を提供することによりクライアントOSのWindows XPへの移行やPCのリプレースを推進する考えだ。
なお、Virtual PCシリーズはこのほか、Macintosh版の「Virtual PC for Macintosh」と、サーバーOSに対応する「Virtual Server」が用意される。Macintosh版はすでにVersion 6.1が発売中のほか、最新のVersion 7が「Microsoft Office 2004 For Mac Professional Edition」に付属して7月23日より、Virtual Serverは、夏以降にそれぞれ発売予定とのこと。