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富士通BSC、ゲートウェイ型のメール暗号化ソフト「FENCE-Mail For Gateway」


 株式会社富士通ビー・エス・シー(以下、富士通BSC)は2月21日、ゲートウェイ型のメール暗号化ソフト「FENCE-Mail For Gateway」を発表した。2月29日から販売を開始する。

 FENCE-Mail For Gatewayは、ゲートウェイを経由するだけですべてのメールを暗号化するソフト。

 メールに添付されたファイルを自己複合形式で暗号化することが可能で、メール受信者は送信者から通知されたパスワードにより復号することができる。ZIP形式の暗号化にも対応。受信者側にはソフトをインストールする必要はないという。

 暗号化に利用するパスワードの生成方法を選択することも可能。生成方法は、「ランダムパスワード」「固定パスワード」のほか、事前に設定した一定の間隔でパスワードが変更される「時間単位パスワード」の3種類。実際のパスワードは送受信者にメールで通知される。

 そのほか、送受信者のメールアドレス・ドメインの組み合わせにより、暗号化ルールを変更する機能も搭載。メールの利用環境や企業のポリシーに応じて、暗号化方式や暗号化する/しないなどを選択できる。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux ES。100メールアカウントまでの最小構成価格は50万円。富士通BSCでは、1年間で100社への販売をめざす。



URL
  株式会社富士通ビー・エス・シー
  http://www.bsc.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://www.bsc.fujitsu.com/release/2008/0221.html


( 川島 弘之 )
2008/02/21 17:20

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