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学習型・コラボ型フィルタ搭載のスパム対策ソフト「Active! hunter 3.0」


 株式会社トランスウエアは2月19日、スパム対策ソフトの新版「Active! hunter 3.0」を発表した。同日から出荷を開始する。

 Active! hunterは、「SVM」学習型フィルタを搭載したスパム対策ソフト。新版では米CloudMarkのコラボレーション型フィルタも搭載し、ダブルエンジンによるスパム検知が可能になった。

 SVMフィルタは、ベイズ理論に基づくベイジアンフィルタの次世代型といわれ、ベイジアンフィルタでは対応できないスパムにも対応できるのが特長。自然言語処理に強いとされる。

 一方のCloudMarkフィルタは、ユーザから寄せられるスパムメール情報をデータベースに登録し、それらを参照することでスパムメールを特定する方式。言語に依存しないため画像スパムの検知などに強いとされる。

 「日本語スパム」や「未知スパム」に効果を発揮するSVMフィルタと、「画像スパム」や「PDFスパム」に強いCloudMarkフィルタを搭載することで、相互に機能を補完し、多様なスパムを検知できるとしている。

 そのほか新機能として、ユーザー個人が管理・設定できるフィルタの種類を増やした。ユーザー個人ごとの「パーソナルコントローラ」画面から、ユーザーホワイトリスト・ブラックリスト、英文メールフィルタ、SVMフィルタ、SVMフィルタの判定レベル(5段階)、CloudMarkフィルタを、ユーザーごとに柔軟に設定することが可能とのこと。

 企業向けのスタンダードライセンス価格(50ユーザーの場合)は28万6650円から、保守費用が5万7330円/年から、CloudMarkの保守も含めた場合では9万7335円/年から。なお、アプライアンス版の出荷も予定している。



URL
  株式会社トランスウエア
  http://www.transware.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.transware.co.jp/news/2008/02/19_1452.html


( 川島 弘之 )
2008/02/19 19:09

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