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ALSI、“暗号化”と“アクセス制御”に特化した情報保護ソリューション


 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は11月12日、情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity v3.5」の暗号化機能、アクセス制御機能に特化した新製品「DocumentSecurity BASIC/暗号Edition」を発表した。12月3日から販売を開始する。

 同製品は、暗号化機能とアクセス制御機能を備えたセキュリティ製品。2007年3月に経済産業省により改正された「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」の定める「高度な暗号化」を的確に実現できる製品としている。

 暗号化機能では、ファイル単位での暗号化に対応。アプリケーションを保存・終了した時点で自動的に暗号化したり、フォルダに移動するだけで一斉に暗号化したりすることもできる。

 アクセス制御機能では、情報の内容や社員の役職などに応じた細かい制御が可能。「閲覧」「編集」「暗号化解除」「印刷」「文書権限変更」「回数制限」「有効期限設定」「自動廃棄」の権限を設定して暗号化するため、不適切な人物による不正使用を防止できる。権限を持たない場合は、スクリーンキャプチャやコピー&ペーストさえも行うことができない。

 暗号化されてから廃棄されるまでの間に「誰が」「いつ」「どのような」アクセスを行ったか、利用履歴を残すことも可能とのこと。

 クライアント価格は、1万5000円(税別)から。別途、サーバー価格20万円(同)からが必要。ALSIでは、初年度50万ライセンスの販売をめざす。



URL
  アルプス システム インテグレーション株式会社
  http://www.alsi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.alsi.co.jp/news/ds_071112.html

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2007/11/12 18:05

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