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ゼンド、PHPコードのセキュリティを強化する「Zend Guard 5.0」


 ゼンド・ジャパン株式会社(ゼンド)は9月12日、PHPコードのセキュリティを強化するソフトの新版「Zend Guard 5.0 日本語版」を発表した。すでに出荷は開始されている。

 Zend Guardは、PHPコードのバイナリ化、暗号化、難読化機能を備えたソフト。難読化機能を利用すると、プログラマが定義した関数名やクラス名など意味を持つコード部分を、意味を持たない記号列に変換することで、エラーメッセージなどから、コードの処理内容が解読されることを防止できる。

 さらに商用アプリケーション運用で重要なライセンス管理機能についても搭載しており、PHPスクリプトを変更することなく、同時アクセス数や使用可能期限設定などのライセンス制御を手軽に実現できるという。

 新版では、ユーザーインターフェイスをEclipseベースに刷新し、機能性を向上。また、最新のPHP 5.2に対応したほか、難読化の対象外にするための除外リストにおいて、ワイルドカードが使用可能になった。

 価格は、通常パッケージが40万円、年間ライセンスが15万円。



URL
  ゼンド・ジャパン株式会社
  http://www.zend.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.zend.co.jp/press/2007/press0912.php


( 石井 一志 )
2007/09/13 16:20

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