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デジタルアーツ、アーカイブ機能付きメールフィルタリングソフトのLinux版


 デジタルアーツ株式会社は6月20日、メールフィルタリングソフト「m-FILTER」のLinux版として、「m-FILTER for Linux」を発表した。8月1日より出荷を開始する予定。

 m-FILTERは、デジタルアーツがWebフィルタリング製品で培った情報選別技術を活用して製品化されたメールフィルタリングソフト。メールの送受信制御を行う「m-FILTER MailFilter」、内部統制のために必要なメールの全文保存と検索を行う「m-FILTER Archive」、迷惑メール対策を担当する「m-FILTER Anti-Spam」の各コンポーネントから構成され、個別に導入することも可能だ。現在はWindows版が発売されている。

 新たに提供されるLinux版は、この製品をLinuxに対応させたもの。企業向けの市場のほか、文教市場などの公共市場では、オープン性や経済性の観点からLinux版に対するニーズが高く、今回はこの要望に応えたという。また新機能として、フィルタルールの選択項目の追加、管理画面ログインパスワードのセキュリティ強化、Internet Explorer 7への対応、といった強化がなされている。なおこれらの新機能は、Linux版の発売に伴い、Windows版にも追加される。

 参考価格は、100ライセンスで177万円(税別)。ディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 5、同 ES 4に対応している。



URL
  デジタルアーツ株式会社
  http://www.daj.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.daj.co.jp/company/release/2007/r062001.htm

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( 石井 一志 )
2007/06/20 16:08

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