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米SonicWALL、UTMサービス向けの新ハードウェアプラットフォーム「TZ 180」


TZ 180
 米SonicWALLは6月4日、UTMアプライアンス「TZ 180」を発表した。小規模ネットワーク向けのUTMサービス「SonicWALL TotalSecure 10/25/50」のハードウェアプラットフォームとして利用する製品で、6月末より販売が開始される。なお、製品単独での発売予定はない。

 SonicWALL TotalSecureは、ファイアウォール、VPN、ウイルス対策、スパイウェア対策、IPS(不正侵入防御)、コンテンツフィルタリングなどの機能を包括的に提供するセキュリティサービス。今回新たに提供されるTZ 180では、既存ハードウェア「TZ 170」と比べてメモリ容量を2倍に強化し、従来よりも高速なスキャンを可能にした。

 加えて、搭載するOS「SonicOS Standard 3.8」が新たに提供する「セキュリティ・ダッシュボード」機能によって、リアルタイムな脅威の把握とレポーティングに対応している。さらに、上位OS「SonicOS Enhanced」へアップグレードした際に、TZ 180のポートをそれぞれ異なるネットワークもしくはセキュリティゾーンに割り当て、個別に管理する「PortShield」機能が利用できるようになった。

 インターフェイスは、LAN向けの100BASE-TX/10BASE-Tポート×5、WAN向けの100BASE-TX/10BASE-Tポート×1、DMZなどに利用できるオプションの100BASE-TX/10BASE-Tポート×1を備える。

 価格は、10ノードまでを対象とするTotalSecure 10で11万4000円から。



URL
  米SonicWALL
  http://www.sonicwall.com/japan/


( 石井 一志 )
2007/06/04 17:59

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