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ヤマハ、管理性を高めたSOHO・中小規模向けファイアウォールルータ
SRT100
商品コンセプト
サウンドネットワーク事業部 営業部 販売グループ 課長代理の川上聡氏
ヤマハ株式会社は2月6日、セキュリティ機能を多彩に盛り込んだファイアウォールルータ「SRT100」を発表した。出荷は4月下旬からを予定し、価格は8万1900円。
SRT100は、SOHO/中小規模企業向けに「セキュリティ」「ルーティング」「マネジメント」機能を最適化したファイアウォールルータ。従来機の基本的なルーティング機能を継承しつつ、VPN使用時に80Mbps(双方向)の速度を実現するなど、スループットが向上されている。
搭載されたセキュリティ機能としては、IPアドレス/ポート番号から不要なパケットを即座に判断する「入力遮断フィルタ」と、パケットの中身まで精査可能な「ポリシーフィルタ」を兼ね備えたファイアウォール機能や、インターフェイスごとにポリシーを適用可能な「不正アクセス検知」機能などがある。これにより、Winnyによる通信の検知も可能だ。そのほか、あらかじめ登録したMACアドレス情報によって検疫を行う「DHCP端末認証」、外部URLフィルタリングサービスを活用した「URLフィルタ機能」などを備える。
サウンドネットワーク事業部 営業部 販売グループ 課長代理の川上聡氏は、「こうした統合的なセキュリティ機能を、高価なUTM製品ではなく、安価なルータで実現したいという思いがあった。まだまだセキュリティ対策が進んでおらず、専任の管理者なども存在しないようなSOHOや中小規模オフィスには、高い需要があるのではないか」と語る。そのため、使いやすさや管理性には徹底的にこだわったという。「セキュリティ製品は、導入して終わりというわけではない。いろんな機能があっても使いこなせなければ意味がないし、実際に何が起こっているのか把握できなければ、やはり意味がない。こうした点を専門知識を持たない者でも簡単に行えるよう、設定や管理、統計機能に関しては分かりやすさを一番に思考錯誤を重ねた」(川上氏)。
管理機能で特徴的なのは、ファイアウォール機能の管理画面において、パケットの通過を許可したか遮断したかを視覚的に判断できる点。設定したポリシーごとに緑や赤の矢印が表示されており、状況に応じてこれらのアイコンが点滅する。そのため、通過するパケットに対して、それぞれのポリシーがどう対処したかがリアルタイムに把握できる。
また、従来機と大きく違う点として、「セキュリティアドバイス機能」が挙げられる。運用前に脆弱な設定がされていないかチェックする「診断機能」、トラフィックに異常がないかチェックする「監視機能」、それらの結果を表示、あるいはメール通知を行う「レポート機能」などが搭載され、導入や運用の負担を軽減することが可能となる。
そのほか、統計情報や設定情報、ログなどを暗号化してUSBメモリに保存する「USBホスト機能」なども備える。USBメモリに情報を残しておけば、過去にさかのぼった状況確認が可能だ。
セキュリティ・アドバイス機能−診断機能
セキュリティ・アドバイス機能−監視機能およびレポート機能
USBホスト機能
価格に関して川上氏は、「多彩なセキュリティ機能を搭載しつつ、10万円以下に抑えることが、同製品の狙いだった」と語る。そのため、「セキュリティ機能としてはどこまで採用するか。その判断は慎重に行わざるを得なかった。結果として、SOHOや中小規模企業に最適な製品になったのではないかと考えている」とした。
ヤマハでは、1年間で1万台の出荷を目指す。
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URL
ヤマハ株式会社
http://www.yamaha.co.jp/
ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2007/07020601.html
( 川島 弘之 )
2007/02/06 13:50
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