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米SonicWALL、複合型の脅威に対応できるアプライアンス用新OS


 米SonicWALL,Inc.は12月10日、セキュリティアプライアンス用OSの新版、「SonicOS 3.0 日本語版」を発表した。同OSには従来同様、標準版「SonicOS Standard 3.0」と拡張版「同 Enhanced 3.0」が用意されており、提供開始予定はそれぞれ2005年1月中旬、2月中旬となっている。対応製品は「SonicWALL TZ 170シリーズ」や「同 PROシリーズ」で、保守契約を締結している既存ユーザーは、無償で同OSを利用できるとのこと。

 SonicOS Standard 3.0では、パケットごとにウイルスをスキャンする「リアルタイム・ゲートウェイ・アンチウィルス機能」が追加された。同機能では、HTTP/SMTP/POP3/FTP/NetBIOSなど、現在一般に使われているプロトコルのスキャンに対応し、zip/gzip圧縮ファイルのスキャンも可能という。また、DDNS(Dynamic DNS)への対応、SYN Floodに対する防御法「SYN Cookie」の拡張など、IDP(侵入防止・検知)エンジンの強化が行われた。

 一方、SonicOS Enhanced 3.0では、リアルタイムブラックホールリストを参照した迷惑メールフィルタ機能を新たに実装したほか、タグVLANのサポート(一部機種のみ)、OSPF/RIPの両ダイナミックルーティングプロトコルや、Active Directory/LADP認証への対応などの点が強化されている。

 これらの機能のうち、ゲートウェイアンチウイルス機能やIDP機能を利用するためには、別途「SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Service」の契約が必要となる。価格は製品ごとに異なり、たとえばTZ 170(10/25ノード用)では3万4000円/年だが、2005年3月31日までの購入に限り、通常の半額で提供するキャンペーンを実施する。また、すでに提供されている「SonicWALL Intrusion Prevention Service」を契約中のユーザーは、SonicOSを3.0へアップデートすると、無償でウイルス対策機能も利用できるようになるとのこと。

 なお同社ではSonicOS 3.0について、「この提供開始により、マルチレイヤにおけるネットワークへの攻撃、ウイルス、ワーム、迷惑メール、スパイウェアなどの複合型脅威に対応した、ユニファイド・スレット・マネージメント(統合型脅威管理)を実現できた」とコメントしている。



URL
  米SonicWALL,Inc.(日本語)
  http://www.sonicwall.com/japan/
  プレスリリース(SonicOS 3.0)
  http://www.sonicwall.com/japan/corporate_info/press-SonicOS_3.html
  プレスリリース(ウイルス対策機能)
  http://www.sonicwall.com/japan/corporate_info/press-GAV_IPS.html

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( 石井 一志 )
2004/12/10 16:00

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