ストレージ直結型や専用サーバー/アプライアンス型は、すべてのI/Oが仮想化エンジンによって処理されるため、I/Oの遅延が発生しやすい。実際の製品では、こうした問題に対処するために、高性能プロセッサーや大容量のキャッシュメモリーを搭載しているが、結果として内部構成の複雑化につながってしまっている。これに対し、ネットワーク型は、仮想化エンジンが制御系とデータ系をいったん分離し、データ系だけはFibre Channelスイッチで今まで通り処理させる。こうすることで、I/Oの遅延を最小化できる
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