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アライドテレシス、認証機能を強化したGbE対応レイヤ3スイッチ


AT-x600-24Ts
 アライドテレシス株式会社は11月19日、Gigabit Ethernet(GbE)対応のレイヤ3スイッチ「CentreCOM x600シリーズ」を発表した。「AT-x600-24Ts」「同/XP」の両製品を、11月20日より出荷開始する。

 CentreCOM x600シリーズは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24を備えるレイヤ3スイッチ。4ポート分はSFPとのコンボポートになっており、光ファイバにも対応可能なほか、上位機のAT-x600-24Ts/XPはXFPモジュールの追加によって、最大2ポートの10GbEアップリンクポートを拡張できる。OSには、モジュラー構造の「AlliedWare Plus」を採用しているため、障害の局所化、モジュラー単位の機能追加・修正を可能にするといったメリットを受けられる。

 また、認証機能が強化されているのも特徴で、1つの物理ポート内において、IEEE 802.1X認証/MACベース認証/Web認証といった3種類の認証を併用できるTri-Auth機能をサポート。認証方式が異なるデバイスが併存する環境でも、接続ポートを分けることなくデバイスを収容可能とのこと。このほか、ユーザーごとに別々のVLANを動的に付与する「マルチプルダイナミックVLAN」にも対応する。

 ルーティング機能では、最新のASICを用いてワイヤスピード/ノンブロッキングのレイヤ3ルーティングを実現。スタティックルーティングとRIP v1/v2をサポートし、ECMPにも対応するため、経路の冗長化による耐障害性の向上も達成可能とした。加えて、LACP、RSTP/MSTP、EPSRなどにも対応することから、レイヤ2における耐障害性も高められている。

 なお製品は、保守の違いによって1つの製品につき全10種類が用意される。保守が付属しない場合の価格は、AT-x600-24Tsが46万1000円(税別)、AT-x600-24Ts/XPが89万8000円(同)。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr081119.html


( 石井 一志 )
2008/11/19 18:29

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