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アレイ・ネットワークス、サイト間接続向けのSSL-VPN製品を発売 |
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アレイ･ネットワークス株式会社は5月28日、サイト間接続向けのSSL-VPNソフト「Array SiteDirect」を発表した。同社のSSL-VPNアプライアンス｢SPXシリーズ｣向けのオプションとして提供され、価格は、1サイトあたり80万円程度からを想定する。販売開始は6月中旬ごろの予定。 Array SiteDirectは、SSL-VPNによるサイト間接続を実現するオプションソフト。2拠点間のサイト間接続だけでなく、本社を中心に複数の支社を展開するような、複数拠点間のスター型接続にも対応できる。 特徴は、特定のリソースのみを指定したリモートサイトにだけ公開できること。従来、サイト間VPNの主流であったIPsec VPNでは、特定のリソースだけにしぼって公開することは困難であったが、Array SiteDirectではExtranet Resource Publishingという独自技術を利用し、これを可能にしたという。また、ルータやファイアウォールの設定変更も通常は不要で、IPアドレスの重複を心配する必要もないため、既存ネットワークへの導入も容易に行える。 動作モードとしては、IPsec VPNと同様にリソースのIPアドレスをプライマリネットワークのまま提供するトランスペアレンスモードと、リモートサイトのネットワークアドレス体系に変換して提供するNATモードを用意する。NATモードの場合、リモートサイトのユーザーは、プライマリサイトにあるリソースを、ローカルのリソースと何ら区別せずに利用できるとのこと。 対応する製品は、アレイ・ネットワークスのSSL-VPN全モデル。また今回は、スター型接続専用モデルとして、「Array SPX 2000i」も発売する。 ■ ＵＲＬ アレイ･ネットワークス株式会社 http://www.arraynetworks.co.jp/
（ 石井 一志 ）
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