先月9月21日付のNEW YORK POSTによると、YouTubeは買収オファーに対して「15億ドルより安くは売らない」と答えていたという。Googleの16億5000万ドルという提示額は希望通りだったことになる。この時点でGoogleが買収を申し出ていたかは不明だが、同社が多くのライバルに競り勝ったことは間違いない。
罰則金を検討しているという3社は、「消息筋によると、メディア企業は、訴訟の可能性がコンテンツの契約条件を改善させることを期待している」(Wall Street Journal)という。著作権問題は、いまや対Google&YouTubeで交渉を有利に進めるためのカードであるということだ。
また、19日付のThe New York Timesは、Universal Music Group(UMG)、Sony BMG Music Entertainment、Warner Music Group(WMG)の音楽大手3社が提携の一環でYouTube株を取得し、合わせて5000万ドル以上の利益を手にしたと報じた。
WMGは9月に、UMGとSony BMGは10月9日にYouTubeとの提携を発表しているが、株式を取得したのは買収発表のわずか数時間前だったという。New York Timesは、この株式取引が、著作権侵害訴訟からGoogleを守る助けになるだろうとしている。