 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
アイシロン、スケールアウトNASシステムのラインアップを大幅拡充 |
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
新たに発表した製品は、高トランザクション向けのSシリーズ「Isilon IQ 5400S」と、ニアラインアーカイブ向けのNLシリーズ「Isilon IQ 36NL」。プライマリストレージ向けの従来機種Xシリーズでは新モデル「Isilon IQ 36000x」をラインアップに追加した。 ラインアップ拡充の狙いについてアイシロン 代表取締役の瀧口昭彦氏は、「今回新たに追加したSシリーズとNLシリーズ、そしてXシリーズの新モデルは、スケールアウトNASでのさらなる事業拡大を目指す戦略的製品となる。これにより、データセンターにおけるクラウドコンピューティングやストレージ仮想化など幅広いストレージ領域をカバーし、国内のエンタープライズストレージ分野でのリーダーを目指す」としている。 また、米Isilon Systems CTOのポール・ラザフォード氏は、ラインアップ拡充の背景について、「現在、企業では、ファイルベースのデータが急増し、膨大なストレージ容量が求められている。これに伴い、スケールアウトNASの重要性が認識され始め、今後採用が見込まれるストレージテクノロジーの中でも上位を占めるようになった。当社では、従来までプライマリストレージ向けのスケールアウトNASにフォーカスしてきたが、市場ニーズの広がりに対応するため、今回、高性能が要求される高トランザクション処理アプリケーション、および高密度が要求されるニアラインアーカイブの領域にもターゲットを拡充した」と述べた。 また、「当社のスケールアウトNASシステムは、従来型NASに比べて大幅にTCOを削減できるのも特徴で、新製品によって、ファイルベースのデータを扱うあらゆるアプリケーション、アクセスパターンの性能向上と運用の効率化、および運用コスト削減が可能となる」としている。
一方、Isilon IQ 36Nは、ニアラインストレージ向けに高密度化を図ったモデル。36TBの物理ストレージを4Uシャーシに搭載し、単一ファイルシステムで3.45PBまで拡張できる。これにより、複数のアーカイブシステムを設置する必要がなくなり、シームレスな拡張とクリティカルなビジネス情報の一元化が可能となるため、データアクセス性の改善と運用コストの削減を実現する。さらに、SyncIQレプリケーションソフトウェアと組み合わせることで、ディスクベースのディザスタリカバリ用ソリューションとしても活用できる。 Xシリーズの新モデルIsilon IQ 36000xは、最大3.45PBの容量と30GB/秒を超えるスループットを単一ファイルシステムで実現。従来モデルと比べて、ノードあたり容量は3倍に増加したほか、ラックユニット当たりのディスク密度は33％向上しており、データの増加に合わせて、容量や性能を素早く拡張することができる。また、従来型NASおよびSANストレージよりも高い使用率を実現しているため、データセンターの効率性向上とTCO削減が可能となるとのこと。 なおアイシロンでは、新製品発表を記念して期間限定の割り引きキャンペーンを実施する。Isilon IQ 5400Sでは、ストレージユニット3台とInfiniBandスイッチの最小構成（16.2TB）で1480万円から。Isilon IQ 36NLでは、ストレージユニット7台とInfiniBandスイッチの最小構成（252TB）で5030万円から。Isilon IQ 36000xでは、ストレージユニット7台とInfiniBandスイッチの最小構成（252TB）で9300万円から。いずれも期間は5月29日までとなっている。 ■ ＵＲＬ アイシロン・システムズ株式会社 http://www.isilon.co.jp/ プレスリリース http://www.isilon.co.jp/news/press/release_208.html ■ 関連記事 ・ アイシロンがIsilon IQプラットフォームを刷新－Xeon搭載で20倍の高速化（2008/01/29）
（ 唐沢 正和 ）
|
