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日本HPがストレージ戦略を発表、中堅・中小規模向けビジネスを強化
SANストレージアレイの新製品を投入、パートナープログラムも展開へ
執行役員 エンタープライズストレージ・サーバ事業統括の松本芳武氏
エンタープライズストレージ・サーバ事業統括 ストレージワークスビジネス本部 富岡徹郎本部長
日本ヒューレット・パッカード株式会社は4月14日、中堅・中小規模企業(SMB)向けのストレージ戦略を強化すると発表した。これに伴い、同分野向けのストレージ新製品として、エントリー向けSANディスクアレイ「HP StorageWorks Modular Smart Array 2000(MSA 2000)」、ミッドレンジSANストレージ「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array(EVA 4400)」などを発売するほか、SANインフラ製品の価格改定、パートナー向けプログラムの強化などを行っている。
日本HPがSMB市場に注目するのは、同市場で高い成長が見込めるためだ。IDC Japanのデータによれば、SMBトータルのハードウェア投資がマイナス成長の中で、外付け型ディスクストレージが2006年からの5年で年平均3.0%、特に従業員1000名未満では5.2%の成長を見込めるとのこと。さらにこのうち、価格が500万円未満のシステムに限ると、10.2%の高成長が見込まれるという。執行役員 エンタープライズストレージ・サーバ事業統括の松本芳武氏は、このデータを示した後、「もっとも伸びる市場であり、積極的に取りにいきたい」との意気込みを話す。
そしてその上での課題としては、「ストレージ容量の拡大が見込まれるが、複数のデータタイプを扱うと、管理工数が増大する」点を挙げ、ストレージ自体の管理機能でこれを支援する必要があると強調。また、SMBでは専門知識を持った人員が不足していることから、SIerや販売店などパートナーによる支援が必須となる。そこで、日本HPがそれらパートナー企業を支援する体制を整える必要があるとした。
これらの課題解決に対する具体的な施策としては、まず、管理性の高くコストパフォーマンスのいいSANストレージ、MSA 2000とEVA 4400をリリースする。新たに提供される2製品は、いずれも管理性に優れていることが特徴。EVA 4400では「グラフィカルで簡単な初期設定ツールを新たに提供する」(エンタープライズストレージ・サーバ事業統括 ストレージワークスビジネス本部 富岡徹郎本部長)ほか、MSA 2000も、専用管理サーバーが不要で、導入から設定、管理までを容易に行える特徴を持つという。
また価格面でも、対応インターフェイスの高速化や最大容量の拡大、省スペース化などを実現しながら、既存製品と比べて、MSA 2000は約16%、EVA 4400は約42%も安価に設定されている。これについて松本氏は、「当社はこれまでは大企業で強かったが、SMBにより多く使ってもらうためには、今回の価格で提供することが最低限必要だった」とコメント。高い価格性能比を市場に訴求していくとした。価格は、FC(ファイバチャネル)対応のMSA 2012fcが92万4000円から、iSCSI対応のMSA 2012iが74万5500円から。またEVA 4400が341万7750円から。
HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array(EVA 4400)
EVA 4400では、既存機種と比べて性能を向上させながら、約42%の価格低下を実現した
HP StorageWorks Modular Smart Array 2000(MSA 2000)
HP StorageWorks EVAパートナープログラムの概要
加えて、「SANではストレージ以外にインフラの価格がかかるのではないか、という指摘があった」(富岡氏)ことを考慮し、エントリー向けSANインフラ製品の価格を改定。HBAで15%、SANスイッチで20〜46%の値下げを行い、SANインフラのトータルコストを約20%抑えられるようにしている。
一方、パートナー支援については、「HP StorageWorks EVAパートナープログラム」を実施する。このプログラムでは、デモ・検証機特別購入プログラム、共同プロモーションといった販売支援から、パートナー向け検証施設などを活用したトレーニング支援、パートナー独自の設置・導入サービスメニュー作成支援などまでを、トータルで提供。「昨年も2けた成長したEVAシリーズを、よりたくさんのお客様へご利用いただけるようにしていく」(富岡氏)考えで、SMB市場における拡大の鍵となるパートナーに対して、積極的な支援を行っていく。
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URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-088.html
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