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松下電器、ワイヤレス液晶プロジェクタの新製品
2007年までに20%のシェア見込む
松下電器産業株式会社は3月23日、ビジネスユース向けのプレゼンテーション液晶プロジェクタ「シリウスJr.シリーズ」の新製品として、明るさ3000ルーメンの「TH-LB30NT」、および2000ルーメンの「TH-LB20NT」の2機種を、4月から順次発売すると発表した。
同製品は、ワイヤレス通信機能を高速化することによって、ワイヤレス環境でも動画によるプレゼンテーションを可能とし、さらに明るい環境下においても見やすい環境を実現するといった機能強化を図っているのが特徴。
TH-LB30NT
TH-LB20NT
松下電器パナソニックAVCネットワークス社システム事業グループプロジェクタSBUシステム事業グループ・島岡克明ビジネスユニット長
松下電器パナソニックAVCネットワークス社システム事業グループプロジェクタSBUシステム事業グループ・島岡克明ビジネスユニット長は、「松下電器では、2001年に業界初のワイヤレス液晶プロジェクタを投入して以来、その製品強化に取り組み、今回の製品が5世代目となる。従来製品では、設定が難しい、あるいは通信速度が遅いなどの問題があったが、その改良に取り組み、今回の製品では、使い勝手と高速通信を実現し、動画や音声もワイヤレス環境で実現できるようになった」と語る。
ワイヤレス液晶プロジェクタは、パソコンとプロジェクタを結ぶ長いケーブルが不要となるレイアウトフリー環境の実現や、複数のパソコンの画面を一画面同時表示するアクセスフリーなどを可能とするため、企業においても注目を集めている製品。「ワイヤレスならではの新たな利用シーンを提案できる」と、松下電器でもその機能に自信を持つ。
今回の新製品では、従来のIEEE 802.11bに加え、IEEE 802.11bgにも対応。最大54Mbpsの高速通信を可能とした。
また、ワイヤレス機能を活用することで、最大16画面のうち任意の画面を選択、拡大する16画面インデックススタイル機能、最大8台までの同時データ送信を可能とする複数台送信機能などを搭載。ワイヤレスならではのユニークなアプリケーション提案が可能となっている。
また、明るい環境で利用したいという声にあわせて、デイライトビュー機能を搭載。照度センサーを搭載することで環境照度を測定し、これに応じてデイライトビュー機能を調整し、画質補正を可能とした。
「デイライトビュー機能は、部屋が明るいために、色抜けする部分を補正する機能であり、従来製品に比べて、映像表現力を150%向上している」という。
従来モデル(TH-L735)とTH-LB30の光学ユニットの比較
また、3000ルーメンとしては、業界最軽量となる2.6kg、A4ファイルサイズの小型化を実現しているのも大きな特徴。
「今回の製品では、小型高効率照明光学系部品の開発に力を注ぎ、シュリンク照明光学系の開発や、当社独自技術のガラス非球面投射レンズや、新開発ランプのUHMランプの採用によって、明るさと小型軽量化の両立を可能とした」という。
さらに、スタンバイ状態から画面が表示されるまで約2秒のスピードスタート機能、左から順番にボタンを押せば画像位置や垂直台歪みを自動的に補正する1-2-3セットアップ機能、使用直後に電源コンセントを抜いてもクーリングファンが自動的にまわり、すぐに後かたづけができるダイレクトパワーオフ機能を搭載している。
TH-LB30NTの希望小売価格は52万2900円、TH-LB20NTは36万5400円。それぞれ月産500台、1000台を予定している。
なお、同製品は、松下ネットマーケティングが運営する直販サイト「PanaSense」で、TH-LB20NTの20台限定のモニター販売を行う。
また、同社では国内ビジネスユース向けの液晶プロジェクタ市場において、現在11%のシェアを2007年までに20%に引き上げる計画を明らかにした。
島岡克明ビジネスユニット長は、「シェア引き上げの鍵になるのは、企業内個人への普及。小型化、低価格化を図ったパーソナルユース向けの液晶プロジェクタの製品化に着手しており、これによって市場全体の底上げと、シェア拡大を目指す」として、今後1年をめどに個人向けプレゼンテーションプロジェクタの製品化にも乗り出す考えを示した。
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URL
松下電器産業株式会社
http://panasonic.co.jp/
( 大河原 克行 )
2005/03/23 16:37
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