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日本HP、SATA HDDとWSS 2003を採用したエントリーNAS


HP StorageWorks NAS 1500s
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は8月2日、エントリー向けNAS「HP StorageWorks NAS 1500s」(以下、NAS 1500s)を発表した。同製品のラインアップには、「320GBモデル」と「1TBモデル」が用意されており、価格はそれぞれ346,500円、472,500円。出荷は8月上旬から開始される。

 NAS 1500sは、Windows Storage Server 2003を採用したエントリークラスのNAS製品。CIFS/NFS/NCP/AFP/HTTP/FTPといった主要ネットワークプロトコルをサポートしており、主にSOHOや中小・中堅企業でのファイルサーバー、プリントサーバー用途に向くという。

 今回発表された2モデルのうち、320GBモデルはホットプラグ対応80GB シリアルATA HDD×4(物理容量320GB)に加え、Celeron 2.66GHz×1、512MBメモリ(最大4GB)を搭載する。一方の1TBモデルは、250GBのホットプラグ対応シリアルATA HDD×4(物理容量1TB)と、Pentium 4 3.2GHz×1、1GBメモリ(最大4GB)を備えている。

 また両モデルとも、データが増大した場合の拡張性も考えられており、外部ストレージ「HP StorageWorks MSA 20」の増設によって、最大4TBまで容量を拡大できるようになる予定だ。

 なお今回は同時に、NAS製品向けのソフトウェアパック「HP StorageWorks NASフィーチャーパック」の無償配布を開始することも同時に発表された。これは、マイクロソフトから提供されたOSのパッチや、HP製のドライバをアップデートするためのもの。

 対象製品は、HP StorageWorks NAS 1200s/2000s/4000s/9000sで、さらにNAS 1200s/2000sに関しては、Exchange Server 2003のデータをNASに格納できるようにする新機能も追加された。これによって両製品では、Exchange Server Standard/Enterpriseのデータベース、ログを、単一のNAS上に最大2つまでホスティング可能になったとのこと。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-149.html
  NASフィーチャーパック
  http://h50146.www5.hp.com/products/storage/nas/nasfp/service_release1.html


( 石井 一志 )
2004/08/02 14:18

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