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FSF、ネットワーク経由ソフトの条項を追加した「GNU AGPLv3」を公開


 Free Software Foundation(FSF)は11月19日、「GNU Affero General Public License version 3」(GNU AGPLv3)を公開した。GPLの新バージョンの一つで、ネットワーク経由で提供されるソフトウェアに対応する条項を盛り込んだ。

 6月に公開したフリーソフトウェア・ライセンス「GPLv3」をベースにしたもので、SaaSなどネットワーク経由で利用するソフトへの対応を追加。ネットワークサーバー上で改変されたソフトウェアの無償提供も義務づける。

 GPLでは、ソースコードの無償公開を条件に、ソフトウェアを自由にコピー、改変、再利用、配布することを認めている。しかし、最近急増しているSaaSアプリケーションをカバーしておらず、改変されたソースコードが公開されないというケースが発生していたという。



URL
  FSF
  http://www.fsf.org/
  GNU AGPLv3
  http://www.fsf.org/agplv3-pr


( Infostand )
2007/11/22 09:00

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