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日能研、シマンテック製品を導入し、安全、安心の塾運営を実現

ニュースリリース
2010年9月14日

  日能研、シマンテックのセキュリティと情報管理ソリューションを導入し、
    安全、安心の塾運営を実現

  ~バックアップ時間を最大で20分の1に短縮し、
    1,500台のパソコンをインターネットのセキュリティ脅威から完全に防御~

株式会社シマンテック(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:河村 浩明、以下シマンテック)は本日、中学受験塾の大手、株式会社日能研(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役:高木 幹夫、以下日能研)が、シマンテックのセキュリティおよび情報保護ソリューションを導入し、堅固な情報保護と効率的で信頼性の高いシステム運用を実現していることを発表しました。日能研では1,500台以上のパソコンをインターネット上のセキュリティの脅威から防御するほか、バックアップ時間を最大で20分の1に短縮できました。

日能研は、1953年に設立以来、子ども達の中学校受験支援に加え、子ども達を「自立して学習する人」に育てることをモットーにし、現在全国で135教室を運営し、2009年度の入試合格件数は30,015件に上っています。業務のIT化にも早くから取り組み、1974年中学受験の世界に初めてコンピュータによる成績処理システムを導入し、子供と親にとって、活用しやすいデータを提供し続けています。

現在、日能研では最新のIT、ネットワーク技術を活用して、答案をデジタルイメージ化し、大量の採点を迅速かつ正確に行う採点業務システム「DI学習支援システム」と、塾と家庭を繋ぐ会員制Web情報サービス「MY NICHINOKEN」を構築しています。子ども達の過去のテストの結果や間違いやすい傾向などの成績情報から、テストの復習に必要な情報や授業と家庭学習をつなぐ学習サポート、教室スタッフからのメッセージや学習アドバイス、志望校の試験の傾向と対策から特徴あるクラブ活動まで、入試サポートから学びまでの包括的な情報を提供しています。

子ども達の大事な成績データや学習のアドバイスなどに関する個人情報を扱う上で、セキュリティの確保と確実なシステム運用は欠かせません。日能研本部、情報企画ディレクター原 和彦氏は下記の通り述べています。「日能研は子どもたちの安全と保護者の安心を最重要課題のひとつとして考えています。日能研生が背負うNバッグには光る反射材を採用、バッグの肩ひもには防犯Nブザーを装着できるようにしています。同様に、教室運営を支えるITシステムでは情報の保護と管理を徹底すべく、セキュリティ対策やバックアップ対策などを早い時期から導入、安全で信頼性の高いシステム運用を行っています。」

日能研では、安全・安心の塾運営を行うために、シマンテックの企業向けエンドポイントセキュリティ製品Symantec Endpoint Protection、旧製品のSymantec AntiVirus Corporate Editionと、迅速なバックアップを可能にする製品群Symantec Backup Exec、Symantec Backup Exec System Recoveryの両方を選択しました。

個人情報など重要なデータを扱うデータベースサーバーにはSymantec Backup Exec Windows システムエージェントがインストールされ、ネットワークを介してシマンテックのSymantec Backup Execを搭載したバックアップサーバーに1日1回、情報を保存し、さらにLTO(磁気テープ記憶装置)にその情報を保存しています。また、グループ企業内のファイルサーバー、認証サーバーのデータについても同様にSymantec Backup Exec搭載バックアップサーバーとLTOに保存されます。認証サーバーは、物理サーバーの他に、仮想化環境でも運用され、Symantec Backup Exec System Recovery 2010によりNAS(Network Attached Server)へのバックアップを行っています。

日能研の子会社で、システムの構築、運用を行う株式会社エヌ・ティ・エスのシステムサービス部の古川 真也氏は、シマンテックのバックアップ製品を選択した理由として以下の通り述べています。「シマンテック製品を選択した理由は、リストアに係る時間が他社製品と比較して、格段に短いことです。従来はリストアに4時間かけていましたが、Symantec Backup Exec System Recovery 2010 ではそれを10分から15分までに短縮でき、ダウンタイムを大幅に削減できるようになりました。」

日能研ではセキュリティ対策にSymantec Endpoint Protectionを導入し、コンピューターウイルス対策や不正侵入防止対策を行っています。古川氏は、「Symantec Endpoint ProtectionとSymantec Antivirus Corporate Editionが、1,500台以上のクライアントをインターネットのセキュリティ脅威から保護しています。両製品とも定義ファイルの更新に満足しており、流行りのコンピューターウイルスに感染するようなことは一切無くなりました。またSymantec Endpoint Protectionはメモリー消費も少なく、動作が早いことも評価されています」と述べています。日能研では、今後、Symantec AntiVirus Corporate EditionからSymantec Endpoint Protectionの最新版への全面移行を予定しています。

古川氏は、セキュリティ対策製品とデータバックアップ製品の両方を1社から購入するメリットとして以下の通り述べています。「サーバーのウイルス対策とバックアップをシマンテック1社の製品に絞り込むことによって、不具合が起きた時でも問題の切り分けを心配する必要がありません。これにより、管理負荷が軽減され、大変助かっています。」

一方、株式会社エヌ・ティ・エスは、シマンテックのパートナープログラムに加入し、SMBスペシャリゼーションに参加しています。古川氏は、「シマンテックのパートナープログラムおよびSMBスペシャリゼーションに参加したことにより、シマンテックの各製品を組み合わせた提案をするための情報や案件サポートを受けることができるようになり、何事もなく稼働しています」と述べています。

株式会社シマンテック 常務執行役員の内田和弘は以下の通り述べています。「今回の日能研様の安心、安全の塾経営を実現されている事例は、シマンテックの提唱する理念である人と人との相互コミュニケーションを含む情報の保護を具現化した例として意義深いものです。当社は今後とも、パートナー企業様に対する積極的な情報提供や技術支援を通じて、より多くのお客様の情報資産の保護と管理の実現を支援していきます。」

■Symantec Endpoint Protectionについて

Symantec AntiVirusと先進の脅威防御技術を統合し、ラップトップ、デスクトップ、サーバーをマルウェアから守ります。単一のエージェントや管理コンソールで必要なセキュリティ技術をシームレスに統合しているので、保護機能を強化し、総所有コストを削減します。ウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、不正侵入の防止、デバイス制御、アプリケーション実行制御などの防御技術を統合し、一元管理するソリューションです。

■Symantec Backup Exec 2010について

信頼性のあるバックアップとリカバリを実現するSymantec Backup Exec 2010は、重複排除やアーカイビングテクノロジを統合し、ストレージと管理に要するコストを削減しながら、より多くのデータを簡単に管理できます。ビジネス継続性を高め、機密情報を常に保護しながら、短時間でデータを復元できます。

■Symantec Backup Exec System Recoveryについて

Symantec backup Exec System Recovery 2010は、簡単かつコスト効率に優れたバックアップとリカバリのソリューションです。データファイルやフォルダから、Windowsシステム一式を簡単かつ数分で(数時間や数日ではなく)復元でき、ダウンタイムの最小化や障害による影響を避けることができます。構成の異なるハードウェアや仮想環境、遠隔地にもリストアが可能です。

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2010/9/14 17:15