AvePoint Japan、SharePoint環境でのポリシー展開を自動化するソフト

　AvePoint Japan株式会社は9日、Microsoft SharePointのポリシー展開を自動化するソフトウェア「DocAve Governance Automation サービスパック（SP）3」を、同日より国内で提供すると発表した。

　DocAve Governance Automationは、Microsoft SharePoint環境における、プロビジョニングや管理、サイトの編集、権限割り当てなどにかかわるワークフローを自動化するソリューション。メインのインターフェイスであるサービスカタログを用いて、さまざまな機能を設定することができる。

　これにより、プロビジョニング、コンテンツ管理、権限管理、ライフサイクル管理などにおけるあいまいさを一掃し、ビジネスユーザーとIT部門とのやり取りをシンプルにできるとのこと。例えばライフサイクル管理では、自動生成レポートや承認プロセスを活用し、リリース期限の切れてしまったサイトの管轄責任者に対してサイトの削除・アーカイブ権限を与え、ストレージ容量の増大を防ぐことが可能になる。

　また、要求はすべて事前に定義可能なガバナンスポリシーに準拠するため、承認プロセスにおいて完全な監査体制を実現するとした。

　なお、データ保護や管理、ストレージ最適化、コンプライアンス、レポートなどの機能備えた「AvePoint DocAve 6」と併用することで、SharePoint向けセキュリティ管理ツールとしての機能を最大限に発揮できるとしている。