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ハンモック、IT統合管理ソフトにカスペルスキーのウイルス対策エンジンを搭載

 株式会社ハンモックは16日、株式会社カスペルスキーと業務提携すると発表した。これに伴い、自社のIT統合管理ソフト「AssetView PLATINUM」にカスペルスキーのウイルス対策エンジンを組み込み、2013年春に提供するという。

 ハンモックが提供するAssetView PLATINUMは、企業や官公庁・自治体に向けたIT統合管理ソフトで、IT資産のセキュリティ対策、コンプライアンスへの対応、コスト削減に必要な運用管理業務を支援する各種機能を備えている。

 今回ハンモックでは、標的型攻撃などで狙われる機会が増えたクライアントPCに対するセキュリティを強化するために、カスペルスキーと提携。同社のウイルス対策エンジンを組み込むことで、既存のウイルス対策ソフトと比べてコストを抑えた導入を可能にする。

 また、自動インストール機能「AssetView PLATINUM D」を用いることにより、クライアントPCに導入された既存のウイルス対策ソフトからの移行作業を自動化可能。運用管理についても、AssetView PLATINUMのクライアントPC管理機能の1つとして提供されるため、クライアントPCの状態や操作ログ機能などと合わせた一元管理を実現するとしている。

(石井 一志)