AIT、クラウド環境「IBM SmarterCloud Enterprise」向けのOSSサポートを提供


 株式会社AIT、米SRA OSS 日本支社、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)の3社は28日、IBMのクラウド環境向けオープンソースサポートサービス「OSSサポートサービス for SCE」を開始すると発表した。AITが、グループ会社のSRA OSSとともに提供するもので、価格は、仮想マシン上のソフト1つあたり、月額5986円から。

 新サービスは、IBMのクラウド環境「IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)」向けに、AITがオープンソースソフト(OSS)のサポートサービスを提供するもの。SCEと同じ課金方式を採用することにより、ユーザー企業が利用するソフトだけを対象に、利用期間だけ月単位で契約することができる。

 サービス内容としては、インストールパックの提供(CentOS)、ソフトウェアの設定方法、開発中における使い方、ソースコード解析などの技術問い合わせ対応、障害対応などが含まれている。

 当初の対象は、Apache、Tomcat、PostgreSQL、memcached、Postfix、Dovecot、Bind、OpenLDAPで、順次対象を拡大するとともに、適用システムの種類に応じてサービスパックを用意していく予定。

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(石井 一志)
2012/11/29 18:31